お知らせ

初の試み「カフェ写経会」

お友だちからのご縁でご依頼いただき、
昨日は福岡の豊前市まで足を伸ばし、出張写経会をさせていただきました。
天気予報は大きな傘マークがでていましたが、私自身は雨に合うこともなく、会場周辺に至ってはちょうど雨が上り、まるでこれから始まる写経会の場を浄めているかのようでした。
・・・・・・・・
会場はアンティークショップ「N factory」様
店内にはミモザの花やドライフラワーが飾られ、なんとも優しさ溢れる空間が広がっていました。カフェでの写経会は初めてですので、少し不安もありましたが、お店に入り、次々にお越しになる参加者の方々の笑顔を拝見しておりましたら、そんな心配はあっという間に飛んでしまいました。お寺ではありませんが、写経をしたい、心を休めたい、そんな同じ想いを持った人たちが集まれば、そこには不思議と統一した穏やかな空気感が現れてきます。
お寺の語源はインドの古い言葉の「サンガ」だと聞いたことがあります。
サンガとは同じ志をもった仲間のこと。
またその人たちの集まり、共同体も指します。
このサンガという言葉が中国に渡って「寺」という文字が当てられ、日本に入ってきました。
つまり昨日はこの場に集まった人たちは同じ目的、同じ想いをお持ちでした。その空間はまさに『ワン・デイ寺』!
次につながる集まりとなったことを、有り難く嬉しく思います。
茶話会では、京町やむちゃさんの、豚まんと胡麻あんまんをみんなで美味しく頂きました。
「N factory」様は、古き良きものを蘇らせるというコンセプトのお店。だからなのでしょう。この空間には大切に生かされている多くのいのちの存在が感じられました。仏教行事をするに相応しい場所でもあったようです。有り難い有り難いご縁を頂きました。
主催者の皆さま、会場設営、準備等をありがとうございました。
次回は5月22日に参ります。
今日も一つ一つのご縁に
感謝と合掌を。

-お知らせ