お知らせ

お寺de親子デイキャンプ

先日のお彼岸のお中日のこと、沢山のちびっ子たちがママと一緒に自坊に集まりました!
初めての試み、『ディスクールそうぞうの基地』様主催の新イベントは、
代表の恵子さんの夢だった、親子の交流を通して、遊びだけではなく親と子が共に学べるワークショップ!
震災にあってもその困難を乗り越えるための生きる知恵や方法、そして、山を自然を大切にする気持ち、これは命を大切にするという仏性にも通じるお話し、更にはゴミを減らす、いかに無駄をしないかに至るまで、私も多くを学ばせて頂ける時間となりました。
絵本の読み聞かせから始まりまり、食べることは生きることと話しながら、震災時を意識した炊飯の練習を。
まずはお米を手で計り、限られたお水でお米を洗う。そして土鍋で炊く。ご飯の炊きあがりは土鍋から聞こえてくる音や、その湯気で、そろそろかな〜、と子どものワクワクするその様子は、無邪気そのもの。
炊きあがったご飯をみんなで食べる美味しさは、それはそれは喜びいっぱいの瞬間でした。
途中では、春を探しにお散歩へ行ったり、最後は、ほっこりさんのだるまを作ったり、とにかく盛り沢山のデイキャンプ!
小さな子どもたちを飽きさせることなく楽しませるこのプログラムにも関心した次第です。
恵子先生に拍手です!
今ある山が、20年後、30年後も今と変わらず、四季を彩る山であってほしいという願いもあるそうです。そのためには、幼児期に自然の大切さを知ってもらうこと。その経験はきっと大人になった時に自然を大切にする心へと育つことでしょう!
昨日の春の嵐は、子どもたちにとってはどこ吹く風!あの無心さと元気を私たち大人もあやかりたいですね。
正雲寺の仏さま方も、みんな目を細めてお喜びになっておられたように感じます。
沢山の一期一会のご縁をありがとうございました。
感謝…合掌

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